沿革
メッセージ
大正時代の創業より100年余り、和紙の製造を行っております。
ありがたいことに多くの製作のご要望を頂き、実績を上げることで、高い品質管理と技術を身に着けて参りました。
日々研鑽を忘れず、信頼にお応えできるような品質の和紙の製造を心掛けております。
また、より和紙の魅力を引き出す製品を作るべく、新製品の開発へも力を入れております。
より多くの方に和紙の魅力をお届けできるよう、更なる研鑽を続けて参ります。
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- 1924年(大正12年)
- 小畑家・9代目善太郎が、紙漉きの師である岩野平三郎氏の修行を終え、独立を許される。小畑製紙所を開業し、手漉きにて「鳥の子紙」の製造を始める。
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- 1946年(昭和21年)
- 手漉きで卒業証書の製造を始める。
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- 1948年(昭和23年)
- 凸版印刷株式会社様向けの株券製造を手漉きで始める。
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- 1953年(昭和28年)
- 襖紙の製造を手漉きで始める。
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- 1962年(昭和37年)
- 株券、卒業証書の製造を機械(1号機)抄きに変えて増産体制にする。
7月有限会社小畑製紙所を設立。
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- 1967年(昭和42年)
- 高度経済成長期に株券の発行の増加にそなえて、証券紙製造専用機(2号機)を増設する。
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- 1981年(昭和56年)
- 9代目善太郎の長男義幸が2代目社長に就任する。
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- 1983年(昭和58年)
- 義幸社長の長男明弘(現社長)が大学卒業後有限会社小畑製紙所に入社する。
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- 1995年(平成7年)
- 義幸社長が退任し小畑明弘が3代目社長に就任する。
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- 1999年(平成10年)
- 株券の偽造防止を白透かしだけでなく、ホログラム入り株券製造機を導入し白透かしとホログラム入り株券用紙の製造を始める。
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- 2005年(平成17年)
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株券の電子化にする事に法令化され2009年(平成21年)1月より株券電子化される事が決まる。
この頃からICチップ入り用紙の研究を始める。
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- 2009年(平成21年)
- 株券の電子化が1月1日より始まり株券製造に終止符が打たれる。
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- 2010年(平成22年)
- ホログラム入り株券製造機を撤去し、ICチップ入り用紙を製造できる設備を導入する。
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- 2012年(平成24年)
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バナナの木の繊維を抄き込んだバナナペーパーの製造を始める。
ペーパークラフト印刷機を導入し恐竜ペーパークラフトを売り出す。
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- 2017年(平成29年)
- 福井県の産学官金補助金の申請を受け漆喰和紙、漆喰壁紙の製造を始める。
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- 2020年(令和2年)
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SDGsに関する和紙の製造品目を増やす。
バナナペーパーの他に芝ペーパー、バカスペーパー、落花生ペーパー、ラベンダーペーパー等を手掛ける。